掲載日 : [2019-10-17] 照会数 : 6760
「ハングルの日」レセプション開催…駐大阪総領事館
【大阪】ハングルの古称である「訓民正音」の公布を祝う「ハングルの日」記念レセプションが7日、大阪市内のホテルであった。駐大阪総領事館(呉泰奎総領事)が主催。民団関係者と日本側の来賓合わせて700人が参席した。
呉総領事は「10月9日は世宗大王が我々固有の文字を創製した日。意思疎通の道具である文字と言葉の重要性を顧みる良い機会になれば」と開催の動機を述べた。さらに韓日関係に言及し「こうした時期だからこそ地方自治体間の交流、そして次世代交流が求められる。韓国人観光客が最も多く訪れる関西地域が中心となり、新しい友好協力の里程標を打ちたてていこう」と呼びかけた。
民団大阪本部の呉龍浩団長は「冷静な対応が必要であり、文化交流事業を積極的に進めていかなければならない」と強調。これに対して三日月大造滋賀県知事も「地方と地方、人と人との交流を積み重ねていこう」と応じた。レセプションには野田義和東大阪市市長や白眞勲参議院議員も駆けつけた。(2019.10.16 民団新聞)