掲載日 : [2020-04-25] 照会数 : 6998
緊急事態宣言下、入学式を簡素化…金剛学園
[ 尹裕淑校長を前に中・高新入生代表が宣誓 ]
【大阪】金剛学園小中高等学校(崔潤理事長、尹裕淑校長)の入学式が7日、同校体育館で行われた。新型コロナウイルス感染症予防のためすべての窓を開放し、新入生、保護者、教職員とも全員、マスク姿だった。会場に在校生の姿はなく、式典そのものも簡略化した。
崔理事長はソウルからのライブ中継を通じ、就任以来初めて迎えた新入生たちに、「OK奨学金・イマージョン教育・優秀経歴教員採用・放課後授業などを実施してみなさんにより良い教育を提供します」としたメッセージを送った。
金剛ファミリーとして新たに仲間入りした新入生は小学生19人、中学生18人、高等学校国際総合コース19人、特進コース9人の合わせて65人。尹校長が入学許可宣言を行い、新入生を代表して鄭ソヒョンさん(中1)と有村幸香さん(高1)が「3年間最善を尽くして学校生活に臨み、世界で活躍するグローバルリーダーとして成長していく」とそれぞれ誓った。
尹校長は「緊急事態宣言」のなかで式典を行ったことについて、「教職員一同が新入生を歓迎したいとの気持ちから何度もリハーサルを行い、今日の日を迎えた」と述べた。保護者には「少人数制の強みを生かし、卒業時には入学させてよかったと思ってもらえるよう全力でサポートします」と約束した。
(2020.04.24 民団新聞)