
朴烈(在日韓国民団初代団長)とともに大逆事件で逮捕された無政府主義者・金子文子没後100年を迎えた。
本書は今年2月に公開された映画『金子文子何が私をこうさせたか』の浜野佐知監督が「現に在るものをぶち壊すのが私の職業です」と述べ自らの思想に殉じた文子の生きざまを再現しようとした思い、韓国の朴烈義士記念館と金子文子の墓と墓碑、西大門刑務所歴史館などを訪れて映画の構想を練った話、3・1独立運動など撮影時の苦労話、関係者の寄稿などで構成されている。
韓国出身の映画研究者・崔盛旭の「金子文子と朝鮮」も掲載。(浜野佐知編著、皓星社、2500円+税)