掲載日 : [2019-09-11] 照会数 : 6017
油彩出身のシム・ユハさん 個展のほか
[ 民画、シム・ユハ「蓮にカワセミ」 ] [ 李元淑「然-blooms」 ]
「油彩出身のシム・ユハさん 民画で日本初個展」
「民画 シム・ユハ展」が10月7日から18日まで、神奈川・横浜市のフェイアートギャラリーで開かれる。
シムさんは韓国の慶星大学校芸術大学美術学科卒業、2008年か1年間、同学科の講師を務めた。油彩画家として制作活動を続ける傍ら、民画を現代に継承する活動も精力的に行っている。
民画は結婚や還暦などの儀礼、装飾、魔除け、開運などを目的に庶民の家で飾られた。宮廷絵画とは異なり、庶民の生活、風俗を反映した変化に富む作風は特徴だ。
日本では初個展となる今回は、伝統と現代的な要素を融合させたシムさんの作品「花鳥図」「蓮にカワセミ」、「中央牡丹図」など約15点を展示する。
10~19時開廊(最終日は17時まで)。土・日・祝日休廊。無料。問い合わせは(045・325・0081)。
会期中、系列画廊で韓国人作家による展覧会を開催する。
「李元淑展」
10月7日~19日。11~19時(最終日は19時まで)。日・祝日休廊。ヒデハルフカサクギャラリー六本木(東京・港区)。無料。
昨年、第16回南島原市のセミナリヨ現代版画展で大賞を受賞するなど、力強い作品で精力的に活動している。問い合わせは(03・5786・1505)。
2019トラベリング・コリアン・アーツ「美術が息づく‐その家」展
10月1日~12日。10~19時(最終日は17時まで)。月曜休廊。フェイアートミュージアムヨコハマ(横浜市神奈川区)無料。
韓国の古美術品と現代作家の作品を混ぜ合わせ、会場に家を作る。問い合わせは(045・411・5031)。
(2019.09.11 民団新聞)