掲載日 : [2019-09-11] 照会数 : 5787
初出場めざす韓国で開催…東京五輪女子サッカーアジア最終予選
[ 会場となる西帰浦ワールドカップスタジアム ]
五輪初出場をめざす、韓国女子サッカー代表が出場する、2020東京五輪の女子サッカーアジア地域最終(3次)予選が来年2月、済州道で開催されることが決まった。
KFA(大韓サッカー協会)はAFC(アジアサッカー連盟)が8月30日、公文書を通じて韓国・済州道が2020の五輪女子サッカー最終予選開催地に選定されたことを通知してきたと明らかにした。韓国とともに中国が開催国に選定され、オーストラリアは脱落した。
KFAは、女子サッカー代表チームの五輪初出場に向け、チームがよりよい環境で臨めるよう、五輪最終予選の国内誘致を準備してきた。7月、済州道を誘致候補地に選定したのに続き、独自の調査を通じて点検を終えた。さらに今月8月5日から3日間行われた、AFC調査の結果、韓国が開催権一枚を獲得した。
開催地確定を通知し、AFCは「大会誘致を希望した会員国を審査した結果、五輪最終予選の開催国に韓国が決まった」とし、「KFAが大会を成功裏に開催することを期待している」と伝えた。
済州特別自治道の趙相範・文化体育観光部対外協力局長は、「済州で開催されることを嬉しく思い、今回の済州開催を通じて女子サッカーの裾野を広げ、西帰浦市が女子サッカーのメッカになる機会にしたい」としながら、「大会成功へ全面的に行政支援を惜しまない」と述べた。
最終予選は8チームが4チームずつ2組に分かれて来年2月3日から9日まで、韓国と中国でフルリーグを行う。各組上位2チームの4チームが2チームずつに分かれてホーム・アンド・アウェーで対戦し、勝利したチームが東京五輪出場権を得る。
(2019.09.11 民団新聞)