掲載日 : [2019-08-28] 照会数 : 7248
キム・ソン フン監督 、「王宮の夜鬼」来月公開
[ 王宮の夜鬼 ]
「新感染ファイナル・エクスプレス」(ヨン・サンホ監督)に続く、キム・ソンフン監督のパニック・アクション大作映画「王宮の夜鬼」が9月20日から、東京のシネマート新宿ほか全国で公開される。本作は、朝鮮時代にはこびる夜鬼という斬新な設定と壮大なスケールのアクションを取り入れた、キム監督の初の時代劇。
かまれると白目になり牙が生え、人の生き血を求める「夜鬼」へと豹変する謎の疫病が蔓延する。存亡の危機に陥った国に帰還した王子イ・チョン(ヒョンビン)は、至るところにはこびる夜鬼の群れと戦う朝鮮随一の武官パク従事官らと出会い、成り行きで彼らと行動を共にすることになる。
一方、国を掌握しようと企む国王の側近である絶対悪キム・ジャジュン(チャン・ドンゴン)は、国家転覆を謀り、夜鬼を利用して最終手段に打って出る。
見どころの一つはヒョンビンとチャン・ドンゴンの激突だ。ヒョンビンは長剣を使ったアクションをはじめ、ワイヤーアクションなど、さまざまなアクションを通じて物語に緊張感を与える。またチャン・ドンゴンは鋭い眼差しで強大な悪役を熱演する。パク従事官らキャラクター別の設定を生かした武器のアクションも迫力満点だ。
(2019.08.15 民団新聞)