掲載日 : [2020-08-26] 照会数 : 6621
名優2人 20年ぶり共演 「世宗大王」来月4日公開
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身分の差超えた絆を描く
朝鮮王朝第4代王、世宗と科学者との身分の差を超えた絆を描く、ホ・ジノ監督の史劇エンターテインメント「世宗大王 星を追う者たち」(配給=ハーク)が9月4日から、東京のシネマート新宿ほか全国で順次公開される。
南北問題をテーマにした「シュリ」から20年ぶりのハン・ソッキュとチェ・ミンシクが再共演。ハン・ソッキュが世宗大王を演じ、チェ・ミンシクが天才科学者に扮して君主と共に夢を見ながら数奇な運命に翻弄される男を熱演する。
世宗は、奴婢の身分だったチャン・ヨンシルの優れた才能を認め、科学者として武官に任命。豊富な化学知識と高い技術を持つヨンシルは「水時計」や「天体観測機器」を次々の発明する。
一方で、「明の従属国という立場から脱し、朝鮮の自立を成し遂げたい」という夢を持つ世宗も、朝鮮独自の文字としてハングルを創ろうとしていた。身分の差を超え、特別な絆を結んでいく2人だったが、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、密かに2人を引き離そうとする。
そしてある日、世宗を乗せた輿が大破する大事故が発生。輿の製作責任者であるヨンシルに疑いの目が向けられる。
韓国を代表する名優2人が、身分の上下を超えた強い絆を熱演している。劇中、王とヨンシルが宮殿の庭で寝ころんで星を見上げるシーンは、心に残る1場面になるに違いない。
公式HP(http://www.hark3.com/sejong/)。
(2020.08.26 民団新聞)