掲載日 : [2018-03-07] 照会数 : 5182
<サッカー韓国代表>ロシアW杯へ順調な仕上がり…196センチ金信、ゴール連発
[ モルドバ戦でヘディングシュートを決める金信 ]
6月のロシアワールドカップに向け、韓国代表が順調なチーム作りを見せている。1月27日から2月3日までトルコで遠征合宿を行い、モルドバ、ジャマイカ、ラトビアの3カ国とテストマッチを行った。
モルドバ戦は1‐0で勝利し、ジャマイカとは2‐2で引き分け、ラトビアには1‐0で勝った。絶好調なのが196センチの長身ストライカー、金信だ。3試合の4ゴールすべてを決めた。この4ゴールはいずれも高さを生かしたヘディングシュートだった。
金は昨年12月に東京で行われた東アジアE‐1決勝大会の事実上の決勝となった日本戦でも2得点を決めており、国際Aマッチ4試合連続ヘディングゴールの記録を作った。これは韓国サッカー史上初の記録だ。
申台龍監督は「決定力と前線での動きが良くなった。頭で4発を決めているが足技もよい。ビルドアップとパス回しの感覚が良くなっている。私としても気分がいい」と評価した。
さらに「招集当時は、体の状態が60%程度しかできあがっておらず、組織力を固めるのに苦労したが、試合を行うごとに良くなった。全体の動きも非常によくなった」と語った。
韓国代表は今月22日から再び欧州で遠征合宿を行い、24日に北アイルランド、28日にポーランドとテストマッチを行う。この遠征ではトルコ遠征に参加していなかった欧州組も招集する予定だ。
申監督は「私が見られる選手はほぼ全員見たつもりだ。3月からは、完全な精鋭メンバー構成になっていくだろう。少なくとも遠征で8〜9割はメンバーを完成させたい」と語った。
トルコ遠征から帰国した申監督はロシアW杯のベースキャンプ地であるロシアのサンクトペテルブルクに向かい、現地の最終点検をした後、オーストリアに行きベースキャンプ前の訓練候補地を物色する。その際、欧州組の選手たちもチェックする予定だ。
(2018.3.7 民団新聞)