掲載日 : [2018-12-19] 照会数 : 6231
「富嶽百景」など展示...呉市・松濤園
[ 葛飾北斎の「富嶽百景・来朝の不二」 ]
「描かれた通信使と来日の影響」
松濤園所蔵品展「描かれた通信使と来日の影響」が2019年1月28日まで、広島・呉市の同園朝鮮通信使資料館御馳走一番館で開催されている。江戸時代に来日した朝鮮通信使は、記録やモチーフとして多くの作品にその姿が描かれている。葛飾北斎や喜多川歌麿など高名な絵師はもちろん、名も知らぬ町絵師まで多くの画家が好んでその姿を描いた。
同展では記録としてだけではなく、さまざまな美術工芸品のモチーフになった朝鮮通信使の様子を所蔵品を中心に紹介する。主な出品作品は「朝鮮通信使行列図巻」「富嶽百景・来朝の不二」(葛飾北斎)=写真。
9~17時開館(最終入館は16時30分)。火曜日休館。年末年始(29~1月1日)。大人800円ほか。問い合わせは松濤園(0823・65・2900)。
松濤園冬季イベント「〝韓服〟着付け体験」12月21~24日、28日。2019年1月4~6日、11~14日、18~20日、25~27日。実施時間10~15時まで。来館時に松濤園料金所で申し込み。無料(ただし、松濤園入館料は必要)。
着付け体験後、園内散策(撮影)を希望する場合、衣装返却目安として30分程度散策できる。詳細は同園HP。
(2018.12.19 民団新聞)