掲載日 : [2017-11-15] 照会数 : 4953
「パッションクルー」発足…ユニフォーム赤とグレーが基調
[ 赤とグレーを基調とした大会スタッフのユニフォーム ]
平昌冬季五輪・パラリンピックのボランティアメンバーの発足式が6日、ソウル市内で行われ、約1000人のメンバーが出席した。
大会組織委員会の李熙範委員長と「パッションクルー」隊長を務めるコメディアンの金炳萬さんが、「情熱、笑顔、五輪精神のボランティア、パッションクルーがスタートします」と力強く宣言した。
パッションクルーは組織委員会の職員や短期スタッフ、ボランティアなどを含めた大会運営スタッフの名称で、総勢8万7000人に達する。
ボランティアは昨年7月から一般公募が始まり、書類審査や面接、外国語テスト、研修などを経て選ばれた。来年1月1日から最大59日、パラリンピックボランティアは2月19日から最大31日間、大会業務を行う。組織委員会は今月中旬までに担当業務を決め、サービスレベルを引き上げるためのスキルアップ研修を実施する予定だ。
発足式後、ボランティアを含む大会運営スタッフが着るユニフォームが公開された。祭典の雰囲気を生かしつつ、最先端の機能をもたせることに焦点を合わせた。特に屋外担当は長時間、厳寒の中で業務を行うため保温性を重視し、動きやすさと見つけやすさなどを強調した。
基調となった色は赤とグレー。赤は太極旗に使われる色のうち「スポーツの祭典」をイメージすることから選び、グレーは「陰の協力者」を意味して採用した。
(2017.11.15 民団新聞)