掲載日 : [2021-02-10] 照会数 : 4732
慰安婦問題扱った劇上演 青年劇場 10日から「鮮やかな朝」
従軍慰安婦問題を扱った青年劇場の演劇「鮮やかな朝」が10日から、東京・新宿区の青年劇場スタジオ結での上演ほか、公演のオンライン配信が行われる。
主人公は、アジア太平洋戦争の末期、韓半島から従軍慰安婦として連行されたノブコ(16)とアイコ(13)。学校の砂場で語り合う2人を通して、心の葛藤が浮き彫りにされる。
森脇京子作の本作は、1993年度文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞し、96年に日本劇団協議会主催の創作劇奨励公演として初演、98年は韓国、日本、中国の共同演劇祭「BeSeTo演劇祭」で上演された。
チケットは16、18~20日18時30分開演のみ。一般前売り4500円、当日4800円ほか。申し込みは青年劇場公式サイト(https://www.seinengekijo.co.jp/top.html)。
オンライン配信は12~21日。各3000円。申し込みはステージごとで、公演日の前日13時頃締切り。詳細、申し込みは青年劇場オンラインショップ(https://seinengekijo.base.shop/items/37268960)。
(2021.02.10 民団新聞)