掲載日 : [2017-07-26] 照会数 : 4425
ゴルフ・全米女子オープン…23歳・朴城がメジャー初優勝
[ 優勝した朴城 ] [ 高校生ながら2位に入ったチェ・ヘジン
]
韓国勢、上位を独占
2位に高校生チェ・ヘジン
ゴルフの全米女子オープン選手権は16日、当地のトランプナショナルGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、23歳の朴城(韓国)が6バーディー、1ボギーの67で回り通算11アンダー、277でメジャー初優勝を果たした。
17歳でアマチュアのチェ・ヘジンが2打差の2位、通算7アンダー柳簫然とホ・ミジョンが3位に入るなど韓国勢が上位を独占、トップ10の8人が韓国勢で占めた。
女子メジャーで随一の歴史と格を誇る全米女子オープンでまた新たな韓国人女王が誕生した。朴城は173センチの長身から生まれる飛距離と安定したショットでスコアを伸ばした。
昨年の同大会で2打差の3位に入り、9月にはメジャーのエビアン選手権で2位。米ツアー優勝こそなかったが、韓国ツアーに君臨していた実力は折り紙付きだった。
韓国勢がトップ10のうち8人を占め、この10年で7度目の優勝。女子ゴルフ界を席巻するその層の厚さを、新鋭が見せつけた。
韓国女子ゴルフの未来を背負う高校3年生、チェ・ヘジン(17)がプロ転向を前に全米オープンという大舞台で無限の可能性を示した。
ゴルフ関連業界や企業からも注目を集めている。今月初めに韓国女子プロゴルフツアーで優勝し、来季のツアー出場が確実になり、さらに今回の全米女子オープン選手権で2位に入ったことで、実力とスター性に目を付けた大企業や大手金融機関、ゴルフウエアメーカーからスポンサーのオファーが絶えない。
18日に帰国したチェは国家代表資格返納などプロ転向の手続きを済ませており、プロデビュー戦は今季からメジャー大会に昇格したハンファ金融クラシック(8月31日開幕)になる可能性が高い。大会主催側はチェを特別招待選手として出場させることを検討中だ。
(2017.7.26 民団新聞)