掲載日 : [2017-03-29] 照会数 : 5167
定番料理に一工夫…身近な食材で味と色を楽しむ
定番韓国料理も、ひと工夫で違う味を楽しめる。韓国京畿道出身の韓国料理家、金 貞さんが考案した新作レシピ2品は、身近な食材で作れることからぜひ、試してほしい。詳細は韓国農水産食品流通公社(atセンター)HP(http://www.atcenter.or.jp/food/recipe)。提供=同公社。
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パプリカ味付けコチュジャンキャベツ包みごはん
◇材料(2人分)
<主材料>(6本分)
パプリカ2/3個(150g)
ごはん300g
キャベツ葉3〜5枚
三つ葉1/3束
長ネギ20g
<副材料>
【コチュジャンの味付け】
コチュジャン80g
ごま油大さじ1
砂糖小さじ1
にんにくおろし小さじ1
胡椒適宜
いりごま小さじ1
<つくり方>
1,キャベツは外側の大きな葉っぱ3〜5枚をはがして芯は取り除く。
2,鍋に少しの水と洗ったキャベツを入れ、フタをして火にかけて5分ほど蒸し煮にする。
3,キャベツはザルにあげ、流水で洗い冷まして水気をきっておく。
4,三つ葉の葉を取り除き、茎だけをさっとゆでて水につけて軽く絞る。
5,パプリカと長ネギはみじん切りにする。
6,フライパンにごま油をひいて、にんにくおろしと長ネギを入れて炒める。
7,パプリカを入れてさっと炒めながらコチュジャンと砂糖を入れて弱火で混ぜ合わせる。
8,火を消して胡椒といりごまを入れて混ぜ合わせる。
9,キャベツの上にごはんを棒状にのせ、春巻きのように包んで三つ葉の茎で2カ所を結ぶ。
1,0半分にカットし上にパプリカ味付けコチュジャンをたっぷりのせる。
▽料理のポイント
・栄養たっぷりのクルミを砕いて混ぜても、韓国キムチを刻んで入れてもよい。
・ごま油の代わりにえごま油も使える。
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トッカルビキムパ
◇材料(2人分)
<主材料>
ごはん280g
海苔2枚
牛ひき肉120g
卵2個
にんじん70g
ほうれん草1/2袋(120g)
カニかま6本
たくあん60g
<副材料>
【ごはんの味付け】
ごはん280g
ごま油小さじ2
塩小さじ1/2(少なめ)
【牛ひき肉味付け】
醤油大さじ1・5
砂糖大さじ1
みりん大さじ1
ごま油大さじ1
パン粉大さじ2
胡椒適宜
【にんじん味付け】
サラダ油大さじ1
塩小さじ1/4
【ほうれん草味付け】
塩小さじ1/4
砂糖小さじ1/3
ごま油小さじ1・5
【卵味付け】
サラダ油小さじ1
塩小さじ1/3
<つくり方>
1,温かいご飯に「ごはんの味付け」をする。
2,牛ひき肉に「牛ひき肉味付け」をして、こねて厚さ1㎝の四角ハンバーグの形にして弱火で焼く。
3,焼き上がった2のトッカルビを幅1・5㎝の棒状にカットする。
4,ほうれん草は茹で、流水で洗いしっかり絞ってから、味付けをする。
※やや濃い味に味付けをする。塩・砂糖の微調節をする。
5,にんじんは千切りにして硬めに炒め、塩でしっかりと味付ける。
6,卵は塩を入れてかき混ぜ、厚焼きにして1・5㎝太さの棒状にカットする。
7,たくあんは6と同じように棒状にカットする。
8,カニかまはそのまま使う。
9,海苔の上に2/3ぐらいのご飯をまんべんなく広げて、具をたっぷり入れて巻いていく。
※にんじんやほうれん草をたっぷり入れる。
10,堅さがあるようにしっかり詰めながら巻いて、海苔の上にごま油を薄く塗る。
▽料理のポイント
・トッカルビは、焼肉たれで味付けしてもよい。
・トッカルビの代わりに、ハムを焼肉たれで炒めてもおいしい。
・クリームチーズを棒状にカットして入れると、コクが出ておいしくなるのでお勧め。
(2017.3.29 民団新聞)