掲載日 : [2017-04-12] 照会数 : 4315
「パロディ、二重の声」展…在日の郭徳俊さん作品も
70年代前後の日本で社会的に流行した「パロディ」作品を紹介する「パロディ、二重の声」展が16日まで東京・千代田区の東京ステーションギャラリーで開催されている。
在日2世の作家、郭徳俊さんは、60年代から社会的なテーマをナンセンスと独自のユーモアの世界を表現している。展示されている「大統領シリーズ」は、雑誌の表紙を飾ったフォード、カーター、レーガン元米国大統領の顔と下半分を郭さん自身の顔とで合成した作品。ユーモラスで目を引く。
横尾忠則、赤瀬川原平、島州一らによるポスター、雑誌、立体作品など360点余りが出品されている。10〜18時開館(金曜日は20時まで)。一般900円ほか。
問い合わせは同ギャラリー(03・3212・2485)。
(2017.4.12 民団新聞)