掲載日 : [2021-08-04] 照会数 : 3317
あいち国際女性映画祭 「休暇」など韓国4作品上映
日本国内外で活躍する女性監督による作品、女性に注目した作品を集めた「あいち国際女性映画祭2021」が9月、名古屋市内の2会場で開催される。
26回目を迎える今年は、日本初公開4作品、愛知初公開7作品を含む、全29作品を上映する。
韓国作品は、海外招待作品、コンペティション作品から4作品を上映する。
「休暇」(イ・ランヒ監督) 解雇された49歳のジェホクは仲間とともに5年間、座り込みの抗議を続けていたが、解雇無効の裁判に負け、休暇を取ることにする。彼はその間家に戻り、娘の大学の学費などを支払うため家具の工房で働き始める。
「The Tree」(キム・ハリム監督) 知らぬ間に、白い部屋で目覚めた木の人形。部屋にある唯一の扉がだんだん小さくなっていく。木の人形は、永遠に閉じ込められるかもしれないという恐怖から、その扉を開けて抜け出す。
「Interpreting Hyunーju」(カン・ジヒョ監督) 小学校の先生であるソンヨンは、いつもひとりぼっちのヒョンジュを引き止め、話をし、彼女の正直な言葉に耳を傾けるようになる。しかし、時間が経つにつれ、彼女の言葉とは異なることが起こる。
「Jessie Story」(イ・ハウン監督) 30年以上も餅を作っているおばあさんのジェ・イムスンと、似た名前のインド人青年、ジェイムソンの友情を描いた作品。
9月2日~5日「愛知県女性総合センター(ウィルあいち)、2~4日「ミッドランドスクエアシネマ」。作品別チケット前売り1000円、当日1300円ほか。
詳細は「あいち国際女性映画祭2021」公式サイト。
(2021.08.04 民団新聞)