掲載日 : [2018-12-19] 照会数 : 5502
「韓国工芸 技の芸術」 五輪記念 北京、香港、大阪を巡回
[ 「韓国工芸 技の技術展」のアートジュエリーコーナー ] [ 「韓国工芸 技の技術展」のアートジュエリーコーナー ]
2018平昌冬季五輪・パラリンピックを記念して設けた「平昌文化オリンピック」行事の一環として企画した特別展示「韓国工芸 技の芸術」が、北京、香港での巡回展示に続き、大阪韓国文化院ミリネギャラリー(北区)で12月15日までの19日間、開催された。会場では「自然」「挑戦」「時間」をキーワードに、韓国を代表する工芸作家24人の21作品が展示された。
銀と糸で作った個性的なやかんをはじめ、陶器や壺、器はシンプルながらも、独特の繊細な色味が存在感を引き立て、来場者の目を楽しませた。
なかでも韓国の伝統工芸技術と、素材を再解釈した現代工芸家8人の「コリアンアートジュエリー」コーナーには、馬尾毛(ばす)やイグサなどの素材と現代技術を用いて製作したブローチやネックレスなどが展示され、白を基調にした会場に華やかさを添えた。
平昌五輪を契機に韓国、中国、日本で開催された今回の展示は、韓国の工芸をより広く広め、東アジアの和合と繁栄、境界を行き来する持続的な文化交流を願うものとして開かれた。
(2018.12.19 民団新聞)