掲載日 : [2022-10-19] 照会数 : 1162
「猿蟹合戦」を韓国語寸劇で…民団香川 韓国文化交流発表会
[ 日本の昔話「猿蟹合戦」を韓国語の寸劇で表現 ]
教室受講生に晴れ舞台提供
【香川】民団香川本部(石隆弘団長)で韓国語、テコンドー、サムルノリなどを学ぶ受講生たちによる韓国文化発表交流会が2日、高松市内のホテルで開かれた。受講生たちには1年に1回、日ごろの学習成果を問う晴れの舞台となっている。今年は45人が出演した。
韓国語初級クラスの受講生12人は、日本の昔話「猿蟹合戦」を韓国語の寸劇で表現した。石団長は「これぞまさに韓日交流の場」と喝采を送った。同じく中級1クラスは寸劇で韓国の童話「フンブとノルブ」を取り上げた。このほかにも替え歌や舞踊「アリラン」が続いた。
一方、サムルノリやテコンドーといった文化教室の発表もあった。「子どもクラス」は「好きなこと」など思い思いのテーマでスピーチした。
第2部には京都市で韓国伝統芸術院を主宰する金一志さんがゲスト出演。「閑良舞」、「カヤグムとヘグムの二重奏」などを披露した。
韓国側から梁起豪駐神戸総領事と魯解斗駐神戸教育院長、日本側から高松市交流協会と香川日韓交流協会の関係者が激励に駆け付けた。
韓国語教室の発表会は2007年から始まった。09年からはテコンドなど文化教室も加わるようになった。