【釜山】民団福岡本部(李鍾出団長)は8月18日から21日まで(社)釜山韓日文化交流協会との共催事業で「2024福岡‐釜山夏季オリニ交流』を開催した。オリニ5人とホストファミリー8家族らが参加した。一行は歓迎会の後、釜山市内でホームステイ。19日には恵花初等学校を訪問、授業を体験し、テコンドー教室や民画体験もした。 20日には慶州の仏国寺を探訪、21日は韓服の着付を体験した。普段は体験できない韓国の小学校の授業体験や3日間のホームステイなど、盛りだくさんの4日間にオリニらは大満足。お土産をたくさん買い込んだ。
「また来年も行きたい」「帰りたくない」などの声が上がった。
【奈良】民団奈良本部(李勲団長)の「2024オリニサマーキャンプ」が7月27日、大和郡山市立里山の駅・野外活動センター「風とんぼ」(同市矢田町)で開催され、李団長はじめ民団役員、奈良韓国教育院の権義周院長、大学生のリーダーやオリニたち約30人が参加した。
韓国語の名札を作って自己紹介したあと、オリニたちはリーダーとともにアスレチックで汗を流し、韓紙を使った工作など韓国文化を体験した。 最初、緊張していたオリニたちも昼食のバーベキューを食べる頃には打ち解けあい、笑顔いっぱいに。民団関係者は「周りに同胞があまりいない環境だが、同世代の仲間と出会い、交流を深めることは、オリニたちにとってもかけがえのない時間になったと思う」と話した。
【広島】広島韓国学園(宋徳奎園長)は8月24、25の両日、2024年度オリニサマーキャンプを呉市下蒲刈町(朝鮮通信使資料館及び梶ヶ浜コテージ)で開催した。25人が参加した。
朝鮮通信使資料館と美術館を見学後、春蘭荘で「朝鮮通信使について」の講演を聞いた。下蒲刈島は古くから瀬戸内海航路の要衝として栄え、江戸時代には善隣友好使節団であった朝鮮通信使の一行を出迎える地として知られている。
今回初めて資料館を訪れる家族もおり、朝鮮半島と日本の12回にわたる交流の歴史を知り有意義な時間を過ごした。毎年10月、下蒲刈町で行われる朝鮮通信使再現行列に民団のオリニが先頭に立って地域の方と交流をしていることもあり、地域の方々から歓迎を受けた。
オリニらは梶ヶ浜遊園で海水浴を楽しんで、夏の醍醐味を味わう「すいか割り」を体験した。保護者とオリニが協力し、見事にすいかを割り、みんなで美味しく食べた。保護者と関係者が夕食の準備をしている間、オリニらはキャンプで楽しかったことを思い思いスケッチした。夜は花火で保護者とオリニが夏のキャンプを満喫した。