【石川】婦人会中央本部(劉代永会長)主催の「全国大研修会」中北地協が10日から2泊3日、愛知、岐阜、三重、福井、富山、石川本部を対象に石川県加賀市で行われ、約120人が参加した。
劉会長は「私たちは日本との懸け橋となって活動していくことが大事。研修会を通して知識を高め、楽しい有意義な時間を過ごして下さい」と挨拶した。
金利中民団中央本部団長は「民団は婦人会の力なくしては成り立たない」と称え、「韓国国政に対する一票一票は私たちの意見だ。今後、もっと在外投票の登録者数を増やしていこう」と呼びかけた。李豊宏愛知本部団長は「民団と婦人会は共存の関係。様々な事業を共に展開し、韓日友好の懸け橋を担い、在日同胞大同団結を目指す責務がある」と強調した。
来賓には金尚道岐阜本部団長、洪光子三重本部団長、閔興基石川本部団長も駆け付けた。
講演では、介護福祉士・社会福祉士の高瀬唯生さんが「認知症」について、症状の違いや予防、認知機能の低下を防ぐための運動と脳トレについて解説した。ジャグリングパフォーマーの金昌幸さん(在日3世)は、小学生時代に受けた差別、ヨーヨーとの出会い、オモニの言葉から学んだ人生論などを通して、ジャグリングの頂点に達するまでの道のりについて講演した。