掲載日 : [21-02-05] 照会数 : 2625
【動画】民団中央3機関長立候補者 所信表明
◆団長立候補者
記号1番・呂健二(72)現中央本部団長
72年から青年会結成に参加したあと、88年に東京韓国青年商工会会長、89年に在日韓国青年商工人連合会会長を経た後、中央本部の副団長を通算5期15年、議長1期、副議長1期を歴任してきた。
公約として ①韓日関係の改善に全力 ②団員・同胞の生活と権益を守ることに全力 ③後継者・次世代育成に全力 ④過疎地方の組織強化と財政確保に尽力 ⑤母国の発展と韓半島の平和構築に寄与 ⑥新韓国会館 建設問題取組ーを掲げた。
所信表明では「同胞のため、民団のため、使命を果たす覚悟」としながら、「コロナ対策と民団活動の両立を念頭に、歴史を踏まえ、未来をみつめ、重点課業を着実に実行する」と強調している。
記号2番・任泰洙(59)現中央本部副団長
北海道韓国青年商工会の専務理事を皮切りに民団北海道本部組織部長、団長、中央本部副団長を2期歴任。
公約として ①財政問題の対処 ②多彩な人材活用 ③本国との一体感 ④韓日関係の改善 ⑤中央会館の再生ーを掲げた。
所信表明では「私にはピンチをチャンスに変える柔軟な発想と50代という若さ、フットワークの軽さがある」としながら、「『人・モノ・カネ・情報』をフル活用した活動を実現し、旧態依然のスタイルで民団を先細りさせるのではなく、『温故知新』の精神で新しい道を切り開く」と訴えている。
◆議長立候補者
記号1番・朴安淳(76)現中央本部議長
1982年に東京韓国青年商工会会長に就任したのをはじめ、88年には在日韓国青年商工人連合会会長、97年からは東京韓国商工会議所副会長。06年から12年まで在日本大韓体育会会長に就いた後、12年から民団中央本部副団長を2期務めた。
所信表明では「次世代の育成、組織幹部養成、自立財源の確立など、喫緊に取り組むべき課題が少なくない」とし、「今なお在日同胞を取り巻く問題は山積しており、皆様の声を聞き、時代の変化をしっかりと分析し、民団の基本的理念を踏まえながら、しっかりしたルール作りに努める覚悟」と述べている。
◆監察委員長立候補者
記号1番・金春植(74)現中央本部監察委員
監察委員長に立候補した金春植氏は74歳。東京・江戸川支部の民生課長を皮切りに同支部副団長、監察委員長、支団長、東京地方本部監察委員を経て中央本部監察委員を3期歴任。
公約として ①「不羈独立」の基本理念に基づき、厳正中立、公明正大かつ迅速に決断 ②是々非々の姿勢で執行機関、議決機関とも協議しながら協力 ③各級組織の監察機関とも連携を密にし、監察機関の能力向上に取り組む ④ヘイトスピ-チ処罰法成立に向けての運動に取り組む ⑤「永住外国人地方参政権」実現に向けて、三機関一体となって取り組む。
※ 新型コロナウイルス感染拡大の関係で中央大会は招集せず投票はすべて郵便となる。2月26日に開票し、結果は民団公式サイトで公開する。