掲載日 : [19-10-30] 照会数 : 12600
脆弱な同胞家庭を戸別訪問 民団愛媛
[ 同胞家庭を戸別訪問する民団愛媛本部の朴鐘東団長(右) ]
[ 同胞家庭を戸別訪問する婦人会愛媛本部の河良美会長(右) ]
[ 93歳の独居老人宅にも戸別訪問した ]
【愛媛】民団愛媛本部(朴鐘東団長)と婦人会愛媛本部(河良美会長)は高齢者を中心とする脆弱な同胞家庭を主な対象に集中的に戸別訪問している。安否を確認し、民団として可能な限り支援の手を差し伸べるためだ。
地域同胞を対象とした今年の戸別訪問は2019年度活動方針にのっとって4月からスタートした。民団と婦人会で複数のチームをつくり、交替で活動を展開中。今年は昨年中に訪問できなかった同胞家庭を優先した。近隣の松山市内ならともかく、遠隔地になると車で往復5、6時間もかかることも。民団業務の合間をみての戸別訪問だけに、休まずコツコツ続けている。
10月からは世帯主が満90歳以上、および母子・父子家庭を集中的に回っている。手土産には前年同様、民団発行の各種広報物と生活必需品の数々を持参した。団員からは相続などの相談が寄せられている。朴団長は「戸別訪問の重要性を再認識した」と話している。
12月に入ると恒例の歳末相互扶助活動を予定している。今年度の戸別訪問は3月まで続く。