第19回東京本部団長杯ボウリング大会が6月15日に都内で開かれ、民団各支部をはじめ傘下団体や各団体から老若男女約180人が参加し、出場選手140人(19チーム)で競い合った。民団東京本部が在日同胞大統合マダンとして開催し、青年会東京本部(郭玹瑀会長)が主管した。
李壽源団長は開会式で「東京在住の在日同胞の親睦と和合を図るとともに主管・運営の青年会の育成、活性化を目的とする重要な恒例行事。ボウリングを通じて親睦を深め、ストレス発散を」と激励した。各チームの代表による始球式の後、大会がスタートした。マイボールでの出場者には、1ゲームにつきマイナス40点のハンディキャップをつける新たなルールを設けた。
総2ゲームの合計スコアを競う方式で行われ、団体戦は各支部・団体の上位3人の合計で競われた。今大会では台東支部(優勝6回)、貴金属協会(優勝4回)は殿堂入りとして団体戦の順位から除外された。李団長から次世代への感謝と激励の意味を込めて、参加したオリニにお菓子のプレゼントがあり、オリニたちの笑顔が会場を一層明るくした。
各支部・各団体の競技者は優勝を目指し、ハイレベルな戦いを展開した。男子の部1位に呉官律氏(403点、新宿支部)、2位は、田鍾洙氏(352点、中野支部)、3位には、金学均氏(336点、江戸川支部)。女子の部の1位は、針谷明日香さん(370点、荒川支部)がハンディキャップをはねのけて2連覇、2位は金賢淑さん(298点、江戸川支部)、3位には金貞花さん(295点、練馬支部)がそれぞれ賞に輝いた。
団体戦は、各チーム上位3人のポイントを合算した結果、新宿支部が960点で初の優勝を飾った。2位には前回優勝だった荒川支部、3位には、江戸川支部が上位に名を連ねた。今大会も大韓航空などから協賛があり豪華商品が当たる抽選会も行われ、「在日同胞大統合マダン」に相応しい盛り上がりとなった。