第106回全国高校野球大会は19日、準々決勝が行われ、第3試合で京都国際が智弁学園に完封勝ちした。
4回2死二塁から8番・奥井颯大(3年)の右翼への適時二塁打で先制。なおも2死二塁では9番・西村一毅(2年)の放ったゴロが相手二塁手の前で大きく跳ねるイレギュラーバウンドとなり、運も味方に付けて右前適時打で追加点を奪った。
5回には1死二塁から5番・長谷川颯(2年)のゴロも大きくはね、右前適時打で加点。7回にも敵失で1点を加え、突き放した。
先発した西村は走者を出しながらも智弁学園打線を抑え、2回戦の新潟産大付戦に続き、登板2試合続けて完封勝利となった。
2021年の準決勝で智弁学園に敗れ、決勝進出を逃した京都国際は3年前の屈辱を果たした。
21日の10時35分から行われる準決勝では青森山田と対戦する。