在日同胞と日本の児童たちがサッカーで交流する5人制の第28回オリニ・ミニサッカー大会が11月10日、東京韓国学校校庭で開催され、8チームが熱戦を繰り広げた。
体育会関東本部(文京一会長)が主催、在日本大韓蹴球協会(朴泰成会長)が主管。
4チーム2ブロックに分かれて予選リーグを行い、各グループの成績によって順位決定戦。1位同士による決勝戦は、3戦全勝の東京韓国学校の「熱情」と2勝1分けの「豊島区トレセン」による対決。
両チームとも固い守備で得点を許さない試合展開の中、0-0のまま、3人によるPK戦にもつれ込んだ。両チーム3人ともPKを決め3-3のまま、サドンデスに突入。4人目の対決で東京韓学がゴールを決め、豊島区トレセンが外したことで決着がつき、4-3で東京韓学が優勝した。
決勝の前に行われた「新宿FC」と「境南SC」との3位決定戦でも拮抗が続き、0-0でPK戦。2-1で新宿FCが3位となった。
試合中、鋭いシュートやキーパーのファインセーブも続出し、応援に駆けつけていた保護者や関係者から大きな拍手が響きわたった。
民団東京本部の安容範議長、婦人会東京本部の辺恵聖会長、民団新宿支部の曺明支団長らも応援に駆けつけた。
96年から始まった同大会は今年28回目。コロナ禍の時期でも中止せずに継続して開催してきた。
◆最終順位
優 勝 東京韓国学校「熱情」
準優勝 豊島区トレセン
3位 新宿FC
4位 境南SC
5位 FC西新井
6位 慶應サッカースクール
7位 東京韓国学校「闘志」
8位 CFA