在日韓国留学生連合会(朴讃喜会長)が毎年開催している「ライクスピーチ大会」(後援:民団中央本部、秀林文化財団)が1日、東京港区の韓国中央会館で開かれた。「ライクスピーチ」は連合会の造語で「ヘイトスピーチ」の対語。今回は6回目で、運営スタッフを含め韓日の学生21人が参加した。
今年度のテーマは「日韓両国大学の交流活性化のためのプログラム企画」。参加者は韓日の学生混合の4チームに分かれ、1時間でフォーマットに沿って企画案を準備、チームごとに10分ずつ発表し、審査基準により優勝チームが選ばれた。
「チーム1」は韓国と日本の料理を互いに教え合うプログラム、「チーム2」は相手が見えないブラインドマッチング交流会、「チーム3」は韓日の大学生がズームで共に講義に参加した後に意見を交換する日韓学術ブリッジプログラム、「チーム4」は季節ごとに実施する日韓料理コンテストを提案した。
優勝したのは「チーム3」で、「国内外旅行券(一人当たり1万円相当)」が与えられた。
連合会は「日本内の教育機関に在学中の韓国留学生で構成された学生団体」として「韓国留学生の生活サポートや韓国文化の普及、韓日関係の改善」を目的としている。