


在日本大韓柔道会(金寛和会長)では9月20日、兵庫県西宮市の武庫川女子大学武道館で在日本大韓柔道選手権大会を初開催した。
10月に釜山で開催される第106回全国体育大会(韓国国体)に在日同胞代表として出場予定の金智賢(東洋大学姫路高校3年)選手は武庫川女子大学柔道部との合同練習に参加し、韓国国体を前に、実践的な調整を行った。
同大会は、日本国内に住む在日同胞柔道選手を中心に開催され、韓国国体を前にした調整の場として、今年が初の開催。
若手有望選手から社会人選手まで幅広い層の出場があり、熱戦が繰り広げられた。
韓国国体に出場する選手にとっては大会と練習を通じて、試合感覚の向上と技の調整を行ったことで、本番に向けたモチベーションを高めた。
また、選手同士の交流も深まり、同会の活性化にも繋がった。
在日本大韓柔道会ではこの大会を継続開催し、若手選手の育成と韓国国体への派遣を図るとともに、在日同胞の柔道振興と韓日交流の懸け橋として、さらに規模を拡大していく方針だ。