


新たな駐日本国大韓民国特命全権大使に任命された李赫氏が9月26日、日本に着任した。李在明政権発足後に任命された初の駐日大使となる。
李大使は到着した羽田空港で取材に応じ「大きな責任を感じている。李在明政権は国益を中心とした実用外交を掲げている。国益重視の実用外交を鮮明に表しているのは韓日関係でないかと思う」と述べた。また、「李在明政権初期に醸成された韓日友好協力関係の良いムードを活かし、後戻りしない韓日関係をより進展させたい。韓日の協力、交流の土台をより強固なものにするために最善を尽くす」と抱負を語った。
さらに、「歴史問題を含め様々な厳しい問題はあるが、そういった問題が発生しても、他の協力分野、両国や両国国民が協力して交流する分野において影響を与えないような管理をしていくのが基本方針」と述べた。
この日、羽田空港には駐日韓国大使館の関係者をはじめ民団中央本部の趙龍済副団長、韓日両国のマスコミなどが駆け付けた。
李大使は魏聖洛国家安保室長と外交通商部(現外交部)の同期で、アジア太平洋局長、企画調整室長などを歴任。駐日大使館公使など3度の日本勤務経験がある。駐フィリピン大使、駐ベトナム大使、韓国ASEAN(東南アジア諸国連合)センター事務総長などを経て韓日未来フォーラムの代表を務めていた。