両首脳の正式会談は6回目で、昨年9月以来の約1年3カ月ぶりとなる。
文大統領は今年11月に東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に合わせてタイ・バンコクで歓談したことを取り上げ、「バンコクでは両国関係の懸案を対話を通じて解決できるということを再確認した」とし、「それに基づいて現在、両国の当局間で懸案解決に向けた協議が進められている」と強調。「両国が顔を合わせ、賢明な解決案を速やかに導き出すことを望む」と呼びかけた。
また、「韓国と日本は歴史的、文化的に最も近い隣人で、貿易や人的交流でも重要なパートナー」として、「少しぎくしゃくすることがあっても、決して遠ざかることができない間」と表明。「平和(実現)についても(日本と)共に進むことを望む。きょう(の会談)が両国の希望のきっかけになることを願う」と述べた。
安倍首相は「日韓両国はお互いにとって重要な隣国同士」として、「北朝鮮問題をはじめとする安全保障に関わる問題について日韓、日米韓の連携は極めて重要だ」と強調。「私としても重要な日韓関係をぜひ改善したい」とし、「きょうは率直な意見交換を行いたい」と述べた。
【聯合ニュース】