掲載日 : [23-10-11] 照会数 : 3152
尹大統領がイスラエル滞在韓国人の安全対策指示
[ 10日の国務会議で発言する尹大統領 ]
尹錫悦大統領は10日の国務会議で、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの軍事衝突を受け、現地に滞在する韓国人や旅行客の安全対策を徹底するよう指示した。また、「今回の事態が国際紛争に拡大する可能性も排除できない」と指摘した上で「ウクライナ戦争に中東情勢まで重なり、対外経済の不安要因が大きくなる可能性がある」として経済への影響にも対応するよう指示した。
現在、イスラエル地域には長期滞在国民570人余り及び約360人の観光客がいることが把握されていて、政府は旅行客に対し、速やかに第三国に出国するよう勧告していて、11日午前にはイスラエルに滞在していた韓国人192人が韓国の仁川国際空港に到着した。