掲載日 : [23-10-12] 照会数 : 3406
母国修学生21人に奨学金伝達
【ソウル】国民体育振興公団(趙顯宰理事長、ソウル市)は、在日同胞母国修学生21人を対象とする「2023年度奨学金伝達式」をオリンピックパークテルで9月12日、行った。総額1億ウォンを民団中央本部に伝達、呂健二団長ら民団関係者が参席した。
呂団長は「恒例のオリニジャンボリーと併せ、修学生たちに多大なる支援に心から感謝申しあげたい」とし、「毎年20人ほどの母国修学生に授与される奨学金は、在日同胞先輩たちの祖国愛に国民体育振興公団の恩返しという崇高な意味が深く刻み込まれている」と述べた。
これに対して趙理事長が「ソウルオリンピック開催当時、厳しい環境にもかかわらず暖かい民族愛を見せてくれた在日同胞の皆様の意思を振り返り、その未来世代に少しでも恩返し、役立つことを願う」と激励した。