掲載日 : [23-10-30] 照会数 : 3470
韓国国体の海外同胞部門で在日選手団が総合2位
[ 総合2位のトロフィーを受け取る姜英之在日選手引率団長(左) ]
韓国の第104回全国体育大会(国体)が全羅南道の木浦総合競技場を中心に行われ、13日から19日まで7日間の競技すべてを終え、閉幕した。
コロナ期間を除いて毎年、在日選手も参加し、海外同胞間の競技では、優勝、上位を記録し、国体をリードしてきた歴史がある。
今回の木浦国体に対し、在日本大韓体育会(崔相英会長)は、今年こそは海外同胞競技で総合優勝をと、力を入れ、選手団約100人を送り込んだ。しかし金メダル9個と健闘したが、総合順位は惜しくも2位となった。優勝は、昨年に続き、金メダル12個の米国で、3位はこのところ力をつけてきたインドネシアだった。
ちなみに海外からは18か国選手が参加、カナダ、オーストラリア、アジア勢が伸びてきており、海外同胞間の競技は毎年熾烈さを増している。
そうした中で、在日は、サッカーで米国との決勝戦でPK戦を制し劇的勝利、2年連続で金メダル獲得。テコンドーでも、男子個人重量級で、金秀範選手、崔嘉愛選手、加藤ゆずほ選手が女子個人で金メダルの栄光に輝いた。
来年の第105回国体は慶尚南道の金海で開催される。