掲載日 : [23-07-20] 照会数 : 3210
「在外750万人に寄り添う」同胞庁長を呂団長が表敬
[ 李基哲同胞庁長(右)を表敬訪問し懇談する呂健二団長 ]
【仁川】中央本部呂健二団長は6日、6月5日開庁した外交部在外同胞庁(仁川市・松島)李基哲初代庁長を表敬訪問した。
李庁長は元外交部在外同胞領事大使、在外同胞領事大使、駐オランダ大使、駐ロサンゼルス総領事などを歴任するなど、長年在外同胞に携わってきた外務部の実力者だ。
李庁長が就任辞でも述べたように750万同胞に寄り添い、同胞庁は「同胞のために具体的で実質的な役割を果たす」とし「敷居を低くして多くの方々の意見を聞き、在外同胞とのコミュニケーションを強化していく」と考えを示した。
李庁長は、「750万在外同胞の権益増進、在外国民保護一流国家実現を目標にグローバル中枢国家として国際社会における韓国の役割を拡大していかなければならない」と述べた。
それに対し呂団長は尹大統領主宰「国政課題点検会議」で、「同胞庁は同胞の声や同胞社会の意見などを幅広く受け入れ反映しなければならない」と述べた尹大統領の在外同胞に対する言葉を説明した。
李庁長はまた、在外同胞3世、4世のハングル教育やアイデンティティ、韓民族として自矜心を保てるように手助けしていくことを約束した。
点検会議で述べたように呂団長は、「韓国内での政治的な負担に耐えながら未来のためにシャトル外交再開という大統領の英断に心深く感謝すると共に韓日友好増進に在日同胞も応援する」と、今後の韓日関係改善に期待を寄せた。