掲載日 : [18-12-12] 照会数 : 11381
地元の中学校で韓日文化交流 婦人会茨城本部
[ 指導講師の白再粉さん(婦人会茨城・中央支部、左から2人目)と見守るPTA会員 ]
[ 各テーブルごとに婦人会茨城本部の役員(左から3人目)がついてアドバイスした ]
【茨城】婦人会茨城本部(張光子会長)は10日、東茨城郡の茨城町立明光中学校(稲野辺秀久校長)で同校保護者と教員合わせて20人を対象に「韓国料理教室」を開催した。同校PTA教養委員会(上田真澄委員長)が企画し、会員のなかから受講希望者を募った。
講師は同中央支部会員の白再粉さんが白菜キムチの漬け方を担当。補佐した婦人会本部の役員も5つのテーブルに分かれ、参加者からの質問に応えた。民団茨城本部の文京順事務副局長は「これはただの料理講習ではない。料理を通じた草の根の韓日文化交流が本来の目的だ」と強調した。
キムチを漬け終えた参加者は、身近な野菜で焼くチヂミにも関心を示していた。実習を終えたある参加者は「一人で漬けるのは無理だと思っていたが、自分でやってみたくなった」と食材の仕入れ先を確認していた。
講習会が進むと「おいしそうな匂いだ」と言いながら稲野辺校長をはじめとする教職員も会場の調理室に顔を表した。