文在寅大統領は26日、北東部の江原道・高城地域の非武装地帯(DMZ)周辺に整備した「DMZ平和の道」を訪れた。
「平和の道」は民間人の立ち入りが制限されているDMZ周辺の3地域に整備され、27日からまず高城地域が一般開放される。
文大統領は高城の海岸沿いの道を歩き、道の終わりの地点に「平和へ向かう道、今が始まりです」と朝鮮半島平和への願いを記した立て札を設置した。その後、金剛山展望台を訪れ北朝鮮側地域を眺めた。
青瓦台(大統領府)は文大統領の「平和の道」訪問について、「紛争、自然破壊という暗い過去を取り去り、未来の世代が美しい自然環境を楽しめる平和の空間を開いたという意味がある」と説明した。