掲載日 : [19-08-26] 照会数 : 12852
全国の同胞学生が夏の交流…KSJ(在日大学生ジャンボリー)
在日韓国学生会(李裕海会長)のKSJ(在日韓国大学生ジャンボリー)が24日までの4日間、岐阜県飛騨高山で開かれ、全国の同胞学生約50人が学習会やレクリェーションを通じて連帯を深めた。
小学生時代、オリニジャンボリーや次世代サマースクールに参加した「卒業生」に加え、学生会の全国イベント初参加が半数近く、緊張の面持ちでスタートしたが、期間中、意気投合しながら夏のイベントを楽しんだ。
初日開会式で李会長は「全国同胞学生の仲間たちと語り、触れあい、ネットワークを広げよう」と呼びかけた。
2日目は、民団中央の徐元喆事務総長と法曹フォーラム副会長の殷勇基弁護士を講師に、就職活動でのアドバイス、国籍問題、民団の歴史などについて講義を受けた。
午後からは体育館に移動し、韓国文化体験。テコンドとK-POPダンスに分かれて楽しんだ。テコンドは申東準師範を講師に基礎から、型、実技までを学び、K-POPダンスは学生会執行部の熟練者から基本から実技までをレッスンした。最後はテコンドの型、ダンスをお互い披露した。この後、バーベキュー、スイカの早食い競争などの交流会で盛り上がりを見せた。
3日目は、前日の講義を受けて各学年ごとに分かれてグループディスカッション。各学年ごとに視点も違い、多様な交換交換が行われた。
このほか、3日目はドッヂボール・借り物競争・しっぽとり・リレーなど各班対抗のミニ運動会で汗を流した。
4日間を通し参加者からは、「人生で一番濃い4日間だった」「最高の仲間に出会えた」「様々な人の意見を知り、とても新鮮だった」「在日として新たに考えるきっかけになった」などの声が聞かれた。