掲載日 : [23-05-12] 照会数 : 4434
青年会神奈川が3年ぶりに正常化
[ 新会長に就任した金佳恋さん(神奈川韓国会館) ]
臨時大会で3年ぶりに直轄解除
【神奈川】青年会神奈川本部は4月29日、神奈川韓国会会館で第43回臨時地方大会を開き、2020年以来3年ぶりに中央直轄が解除された。大会は会員15人のうち、14人の参加を確認して成立。民団神奈川本・支部の役職を担う青年会OBも20人近く駆けつけた。
同本部は青年会中央本部から派遣された李沙栄直轄部長と民団神奈川本部の趙容模文教部長の2人が中心となって牽引してきた。21年度は一度は遠ざかった県内の青年を再び集結させることを中心に活動。22年度からは新定住者も積極的に迎え入れることでかつてのにぎわいを取り戻していった。民団横浜支部も同会館の一室を定例会の場として提供するなどしてバックアップしてきた。
民団神奈川本部の李順載団長は「無理せず自分たちのペースで集まり、楽しく交流していってください」とあいさつ。青年会中央本部の権亮洛会長が激励の言葉を述べた。
活動報告と財務報告、活動方針案および23年度活動方針案などの議案はすべて原案どおり承認された。予算案を見ると、民団横浜支部と同川崎支部が「賛助金」で青年会を側面からバックアップしていることがわかった。
金佳恋新会長は「韓半島をルーツに持つ県内すべての青年を対象に活動する。会員が青年会で自己実現を果たし、社会に貢献する力を身につけて人生を歩んでいけるよう願っている」と述べた。
代表監査には趙さんが就任した。