釜山市は、世界各地の在外公館長らが3月31日、釜山に集まり、2023世界博覧会の釜山誘致のために最善を尽くすことを決意したと発表した。
在外公館長らは27日から開かれた在外公館長会議に出席するため駐在国から帰国。最終日の31日に「釜山世界博覧会誘致成功決意大会」に参加した。
参加者たちは大会後に、万博を誘致した場合の開催予定地となる釜山港北港を視察。釜山市の朴亨埈市長や李成権経済副市長、釜山市議会議長、釜山商工会議所会頭などが同行した。
外交部の李度勲第2次官は会議の冒頭、「外交部の全ての幹部と在外公館長は万博の釜山誘致のための選挙運動員だと考え、万博の誘致交渉に全力を尽くしている」と述べた。
李副市長は歓迎のあいさつで「釜山は万博のビジョンを実現する最適の都市」とし「既にさまざまな国際行事を成功させた経験を持っており万博誘致の競争力が十分ある都市」と述べた。
尹徳敏駐日大使は公館長を代表して「2030年には全世界の人たちが万博のために釜山に集まることを期待する」と述べた。