掲載日 : [23-04-19] 照会数 : 4671
大統領主宰の会議に呂団長が海外から初の参加
[ 国政課題点検会議で発言する呂健二団長 ]
大統領主宰の国政課題点検会議
「韓日友好、同胞も応援」
【ソウル】尹錫悦大統領主宰「国政課題点検会議」が5日、青瓦台の迎賓館で開催された。昨年12月に続き、2回目となるこの日の会議は「外交や統一、国防分野」で、国民パネリストらが見守る中、国民の力金起炫党代表、朴大出政策委員会議長など与党関係者、外交安保分野4人の長官が出席、政策を説明し、各分野の専門家による討論が行われた。
外交や安全保障分野の懸案を扱う国政課題点検会議に海外から初めて民団中央本部呂健二団長が出席した。
外交部朴振長官は「尹錫悦政府の外交安保分野国政推進課題、推進成果と今後の計画について」説明、「3月、強制徴用最高裁判決関連、政府の大乗的決断として韓日関係改善のターニングポイント構築した」とし、「韓日首脳会談を通じて半導体輸出規制解除、GSOMIA正常化、懸案の包括的な解決成果もあげた」と韓日関係改善にも意欲見せた。
朴長官は「世界各地に750万在外同胞の権益増進のためさる2月在外同胞庁新設のための法的基盤が整った。6月在外同胞庁を出帆させ、在外国民保護一流国家実現のために努力する」と強調した。
報告を受け尹大統領は「国政と外交はコインの裏表のような関係にある」とし「外交・安保は国民の生活と直結している」と重要性を強調した。
尹大統領は在外同胞について「同胞庁開庁には同胞の声や同胞社会の意見などを幅広く受け入れ反映しなければならない」とし「在外同胞の保護は憲法上政府の責務である」と強調した。
海外から初参加の呂健二中央本部団長は「韓日関係の〝温度〟は在日同胞において生死問題である。韓国から投げた石は日本人ではなく在日同胞にあたる」と現状を説明「大統領日本訪問と韓日首脳会談は韓日関係改善に新たな可能性がみえる大きい成果である。韓国内での政治的な負担に耐えながら未来のために勇気を出してくれた大統領の英断に心深く感謝すると共に韓日友好増進に在日同胞も応援する」と、今後の韓日関係改善に期待を寄せた。
これに対し朴長官は「12年ぶりの韓日首脳会談を通じて新たな韓日関係の歴史をつくる契機を築いた。これは同胞たちにとってもうれしい出来事ではないか」と韓日関係の重要性を述べた。