掲載日 : [22-05-12] 照会数 : 5861
韓日関係改善で意見交換…呂団長が韓日議連・韓日親善協を訪問
[ 韓日議連連盟の金振杓会長(中央)と意見交換する呂健二団長 ]
[ 韓日親善協会に柳興洙会長を訪問 ]
民団中央本部の呂健二団長は9日午後、韓日議連連盟の金振杓会長を礼訪し、韓日関係改善ついて意見交換した。席上、「韓日両国はお互いにとって極めて重要な隣国であり、両国間の緊密な連携こそが極東アジア情勢の変化には不可欠である」と今後の韓日友好交流の意見で一致した。
呂団長は「韓日間の議員外交は同胞社会にも大きく影響を与えている。両国関係は私たち同胞にとっては死活問題で、関係改善に向けた環境作りが在日社会の向上にもつながる」と説明した。
金会長は金大中大統領と小渕恵三首相の未来志向の両国関係の構築に向けた1998年の「韓日パートナーシップ共同宣言」に触れ、「両国は未来に向かって対話する必要がある。関係改善にも両国がよく会って意見を述べ合うべきだ」とし、「未来志向的な韓日関係の構築へ積極的に取り組む」と強調した。
コロナの関係で2年半ぶりの本国訪問となった呂団長一行は、両国の新型コロナウイルスの支援策にも触れ、一日もはやく韓国と日本、自由に行き来できるように関係改善に力を入れてほしいと述べた。
呂団長ら一行は11日に韓日親善協会の柳興洙会長、12日には国民体育振興公団の趙顯宰理事長と面談し、韓日関係改善や在日同胞次世代育成などについて意見交換した。