掲載日 : [23-02-15] 照会数 : 4665
2.8独立宣言 104周年記念式典
[ 2・8独立宣言式典で歌う東京韓国学校合唱団 ]
「2・8精神を再確認」
日本による植民地統治下にあった1919年、若き在日留学生600人余りが千代田区の東京朝鮮キリスト教青年会館に集まり、内外に「独立のために永遠の決戦を辞さない」と誓った2・8独立宣言から8日で104周年。同会館ゆかりの在日本韓国YMCAで記念の式典が執り行われた。
主催者を代表して在日韓国YMCAの鄭順葉理事長は2・8独立運動が3・1独立運動を触発するなど、国内外の抗日運動につながっていったと指摘し、自主・独立のために献身した若き留学生たちの先駆性を称えた。
同じく共催の大韓民国国家報勲処から張正教報勲宣揚局長が「2・8独立宣言の精神を再確認する機会にしよう」と呼びかけた朴敏植処長の記念辞を代読した。
この後、2・8独立宣言書が在日韓国留学生連合会の朴宰賢会長によって高らかに朗読された。また、東京韓国学校合唱団が「2・8独立宣言の歌」と「英雄」の2曲を合唱した。
この日の式典には駐日韓国大使館の尹徳敏大使に代わって裵京澤総領事、民団中央本部から呂健二団長、民団東京本部からも李壽源団長らが参席した。