掲載日 : [22-09-27] 照会数 : 4443
韓国国体柔道で在日3選手全員がメダル…金1銅2
[ 優勝した女子52キロ級の許湖音選手(右)と一般男子90キロ級の小川裕暉(左) ]
[ 3位となった男子大学81キロ級の小川晟矢選手(右から2人目) ]
蔚山国体先行競技始まる
第103回韓国国体蔚山大会(10月7日開会式)の開幕前競技である柔道が21日から25日まで開かれた。10月6日からタシケントで開催される柔道世界選手権への対応策として、開幕前に先行で開催した。
国内種目の柔道に在日同胞選手は国内所属3人と、在日同胞所属3人の、あわせて6選手がエントリーしたが、在日所属3選手全員がメダルを獲得した。
まず、初日の21日、男子大学の部81キロ級では在日同胞の小川晟矢(天理大3年)が銅メダルを獲得した。翌、22日は一般男女が行われ、男子90キロ級の小川裕暉(小川警備)が銅メダルを獲得した。
25日は高校男女が行われ、女子52キロ級の許湖音(埼玉栄高校3年)が優勝した。
国内に所属の女子3選手はいずれも22日の一般の部にエントリー。慶尚北道の許海実(57キロ級)が金メダルを獲得。同じく慶尚北道所属で東京五輪に出場した金知秀(63キロ級)は負傷のため欠場した。済州道所属の梁智瑛(70キロ級)はベスト8だった。
7日に正式開幕する蔚山国体は事実上3年ぶりの開催。在日同胞は先行開催した柔道のほか、海外同胞種目のサッカー、テニス、ボウリング、卓球、スカッシュ、テコンドー、剣道に出場するほか、国内種目の水泳、陸上にエントリーしている。