民団中央本部監察委員長、大阪本部団長などをを歴任した金昌植氏（民団中央および大阪本部常任顧問、大阪慶尚北道道民会会長）が9月24日に逝去した。享年86歳。葬儀は近親者だけの密葬で営まれた。家族の意向で、後日、「お別れ会」を予定。

　金昌植氏は１９７１年に民団大阪・豊能支部の経済課長を皮切りに、同支部副団長、支団長を経て、88年に大阪本部副団長を経て、監察委員長議長を歴任し、２０００年から6年間、同本部団長を２期務めた。その後、06年から2期6年間、中央本部監察委員長に就任した。

　2014年に大韓民国国民勲章「無窮花章」を受章。祝賀会で金氏は「在日同胞の求心体である民団活動に携わって43年。今はうれしい思い出でいっぱい。祖国と民族の繁栄、組織発展にこれからも力を尽くしていく」と述べていた。