掲載日 : [22-08-18] 照会数 : 6304
中・高生、夏のイベント「韓国文化スクール」始まる
[ 開会式で国民儀礼に臨む参加者 ]
[ 班別に分かれて自己紹介 ]
[ 班別に分かれて自己紹介 ]
[ 平和記念公園にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑で権俊五さんの説明を聞く参加者(18日) ]
在日同胞の中・高校生を対象に夏休みを活用して全国の同世代が連帯を広げる「2022韓国文化探訪スクール」(民団主催、在外同胞財団後援)の中学生コースが17日に広島で始まった。
コロナ禍前、民団の中・高校生と大学生向けの次世代イベントは「次世代母国サマースクール」として毎年、韓国で開催していた。しかし、この2年間は中止を余儀なくされた。
民団では、全国の次世代たちが一堂に集い、同胞や韓国文化と触れ合う場をと、国内での開催を企画した。
中学生は北は北海道から、南は佐賀県まで全国から30人が参加した。かつてオリニジャンボリーにも参加経験がある生徒たちも多く、成長した姿での再会を喜びあう場面も見られた。
20日までの3泊4日の期間中、平和記念公園にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑を参拝し、韓国原爆被害者対策特別委員会の権俊五副委員長から被爆証言を聞くほか、呉市の蘭島文化振興財団「松濤園」内にある朝鮮通信使資料館も見学する。
このほか、韓国語基礎講座やグループ討論会、全体交流会で親睦を深め合う。
高校生は21日から始まる。