掲載日 : [22-08-09] 照会数 : 5719
3年ぶり韓国国体優勝めざす…体育会関東とサッカー協会が総会
[ 文京一会長を再選した体育会関東本部の総会 ]
文会長を再選
在日本大韓体育会関東本部(文京一会長)は6日、東京・港区の韓国中央会館で第43回定期総会を開き、文会長を再選するとともに、各競技団体と連携した次世代育成を主体としたスポーツ大会の展開など、新年度活動方針を決めた。
コロナ禍が続く中、この2年間は対面による総会が開催できずにいた。 2021年度報告の中では、コロナ禍の中でもチーム数を制限するなど、感染防止対策を講じながら、25年間欠かさずにオリニ・ミニサッカー大会が継続できたことが強調された。
民団東京本部から高隆博副団長が参席し、「スポーツを通じた次世代の育成と同胞の連帯を今後も頑張ってほしい」と激励した。
新年度方針はここ2年間、実質中止だった韓国国体への優秀選手派遣、第26回オリニミニサッカー大会、関東テニス大会、各種ボウリング大会への支援など。
任期満了に伴う役員改選では文会長が再選された。
蹴球協会も総会、3年ぶり韓国国体に全力
在日本大韓蹴球協会(朴泰成会長)の2022年度定期総会が6日、韓国中央会館で開かれ、オリニをはじめ次世代選手の発掘と育成、各種サッカー交流、韓国国体への優秀選手派遣などを柱とする新年度活動方針を決めた。
特に今年の3年ぶりの開催となる第103回韓国国体・蔚山大会には優勝をめざすため、優秀選手を招集し派遣する。すでに大会規定の選手登録数の18人を確保し、在日体育会にエントリーしている。
コロナの関係でこの2年間、活動を停止している子どもたちのサッカー教室、「ムグンファ・ジュニア」については、今後の存続も含め、練習会場としている東京韓国学校関係者らとも協議しながら、活動再開を決めることにした。