掲載日 : [18-07-30] 照会数 : 16408
民団栃木70周年 韓日親善を誓う
[ 祝辞を述べる呂健二団長 ]
[ 呂健二団長から功労者表彰を受けた辛容祥顧問をはじめとする歴代団長(林宏常任顧問は夫人が代理出席) ]
【栃木】民団栃木本部(崔龍治団長)は7月27日、宇都宮市内のホテルで同本部の創団70周年を祝った。式典には韓日双方から各界各層の来賓を含めて400人余りが参席した。
式典のテーマは「韓日友好」。実行委員長を務めた陳賢徳同本部議長は、「韓日両国が有史以来築いてきた友好の歴史を次代に引き継いでいこう」と呼びかけた。崔団長も生活者団体として地域社会に貢献していくことを誓い、高麗人参の製法技術の保存に取り組んでいる鹿沼市や朝鮮通信使ゆかりの日光東照宮など合わせて11団体に寄付金を手渡した。
日本側からは船田元衆議院議員(自民党)、福田昭夫衆議院議員(立憲民主党)、佐藤栄一宇都宮市長、青木勲県日韓協会長、中津正修県経済同友会代表理事らから「在日は日本社会の多様性に貢献している」とした祝辞があった。
席上、民団中央本部の呂健二団長が辛容祥顧問(民団中央本部常任顧問)や陳東徹顧問など歴代の県本部団長7人を表彰。このほか功労賞が崔団長と陳実行委員長を通じ9人に贈られた。
同本部は1947年3月1日に宇都宮市内で設立された。初代団長は李鳳儀氏。