掲載日 : [22-05-12] 照会数 : 5943
尹錫悦大統領、在外同胞庁設立を再度約束…
[ 在外同胞招請レセプションにかけつけた尹錫悦大統領(11日) ]
尹錫烈大統領が11日、就任式に出席した在外同胞たちに会い、大統領選挙公約だった「在外同胞庁」の設立を再度約束した。
同日午後、ソウル明洞のロッテホテルで開かれた国務総理主催の第20代大統領就任慶祝在外同胞招請レセプションで「在外同胞と大韓民国が共生発展する地球村韓民族共同体を構築し、そのために在外同胞の権益伸張のための実質的な政策を推進する」と明らかにした。
具体的な政策として「在外同胞庁を設立し、同胞が海外でも国内のように行政サービスを便利に利用できるシステムも構築する」とし「法令と制度整備のために同胞が感じる困難を解消する」と約束した。
在外同胞庁は尹錫悦大統領が選挙運動中に掲げた20大選挙公約のひとつだ。現在、複数の省庁に分散している在外同胞政策を総括する機構を標榜する。
しかし、大統領職引継ぎ委員会が3日に発表した尹錫悦政府の国政課題目標には抜けていることが分かった。
尹大統領はまた、導入から10年が経過した在外選挙制度についても「不足していた部分を点検し補完するようにする」とし、分野別在外同胞ネットワーク強化、次世代人材発掘・交流などを推進すると説明した。
続けて「皆さんと大韓民国は共生発展するパートナーにならなければならない」とし「世界各地で誇らしい韓国人として生きていく同胞たちと共に大韓民国を自由・人権・公正・連帯の価値に基づいた国際社会の尊敬を受ける国にする」と強調した。
この日の行事には前日の大統領就任式に招待された民団の祝賀団を含む、在外同胞1100人余りと国内人士190人余りが参加した。