掲載日 : [22-05-25] 照会数 : 7011
夏のKSJを3年ぶりに開催へ…学生会中央・閔秀智会長を再選
[ 定期中央大会の代議員(前列、花束を持つのが閔秀智会長) ]
学生会活性化へ本腰
在日本大韓民国学生会中央本部(閔秀智会長、都留文科大学4年)の第44回定期中央大会が21日、東京・港区の韓国中央会館で開かれた。大会には大阪、愛知の両地方本部からも代議員が参加し、3年ぶりの対面開催となった。
21年度総括によれば、全国行事である夏の大学生ジャンボリー(KSJ)こそコロナ禍のために中止したが、冬のKSJWでは6~7つの地域から在日同胞が結集し、「来期につながる交流の輪が広がった」。
来賓からは民団中央本部の徐順子文教局長が今夏、日本国内で開催するオリニジャンボリーへの学生会の共助に期待を表明した。青年会中央本部の文英壽会長代理は「人と人との繋がりを大切に」と連帯のあいさつがあった。
活動方針はKSJ、KSJWという全国行事を2大柱に据えた。同時に大阪、愛知の両地方本部との連携を深め、全国レベルで韓半島にルーツを持つ多様な学生たちと繋がる機会を増やしていく。このため、過疎地方での行事開催や地方本部の増設も視野に入れている。
新会長には閔会長の再選が決まった。閔会長は「新しい事業で学生会の活性化に挑戦したい」と所信を表明した。
副会長・金佳恋、総務部長・李航輝、組織部長・申太秀、宣伝部長・鄭鈴愛、代表監査・金秀妍(敬称略)
◆全国会議で方針
学生会中央本部(閔秀智会長)は22日、東京・港区の韓国中央会館で第44期第1回全国会議を開き、事業活性化へ共通目標を策定した。
中央本部は東京だけでなく周辺の千葉、神奈川、埼玉などに居住する学生の掘り起こしが課題。SNSで発信力を強化していく。大阪本部でも愛知本部との共同事業を計画している。愛知本部は青年会と協力して会員を増やしていくことになった。
KSJは8月中に東京近郊で開催することがほぼ決まった。日程は3泊4日。内容は運動会、勉強会、バーベキュー、文化体験、キャンプファイアなど。期間中、在日韓国留学生連合会(朴宰賢会長)との合同イベントも検討している。
今後、全国会議は毎月、対面で1回、オンラインで2回開催していく。