また「岸田首相と両国関係改善のために共に努力していくことを期待している」としながら、「早期に首相にお目にかかれることを期待する」と述べた。
岸田首相は親書で、韓日、韓米日の戦略的連携が重要だとし、尹大統領が韓日関係の改善に強い意欲を示しているのは大変心強く思うと伝えた。また両国間の障害を取り除き、関係改善につなげていく尹大統領のリーダーシップに期待を示したとされる。
尹大統領は、前日に行われた朴振(パク・ジン)外交部長官と林外相の夕食会について触れた上で、「お二人が韓日関係の発展方向に対して深い意見を交わしたと承知している。今後もお二人が緊密な意思疎通をしていくことをお願いする」と話した。
また林氏に対し、「日本の政界では『難しい問題があれば林大臣に』と言われるほど、これまで多くの分野で重要な調整役を担ってきたと承知している」とし、「今後の両国関係発展においても大きな役割を果たすことを期待する」と強調した。
日本メディアによると、林外相は尹大統領に対し、1965年の国交正常化以来積み重ねてきた友好協力関係の基盤に基づき、両国の関係を発展させる必要があるとし、韓日、韓米日の戦略的協力がこれまでになく重要な時期に、韓日関係の改善をこれ以上、待つことはできないと伝えた。また強制徴用訴訟問題など懸案解決の必要性も指摘したという。
林氏はこの日開かれた尹大統領の就任式に出席するため、9日に来韓した。日本の外相が来韓するのは2018年6月の河野太郎氏以来、4年ぶりとなった。
【聯合ニュース】
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