掲載日 : [22-04-05] 照会数 : 7842
京都国際学園の増築校舎が竣工…最新の教育機器を備える
[ 最新の教育機器などを備えた新校舎 ]
[ 参加した関係者らが新校舎の前で ]
【京都】京都国際中学高等学校(李隆男理事長、朴慶洙校長)の増築した新校舎が完成し、3日に竣工式を開催した。
増築した新校舎は、総床面積896平方メートルのRC(鉄筋コンクリート)建築。全面タイル貼りの2階建て。
6つの普通教室のほかに、電子黒板を設置した語学教室2つを備えている。
同校際の強みである語学教育をさらに深化させ、グローバルの時代に様々な世界のリーダーとなれる素質を養い、進路指導における第一志望校合格に向けた取り組みを強化することをコンセプトと
している。
竣工式には、民団京都本部の金政弘団長はじめとする役員、婦人会京都本部の趙清美会長や民団関係者と駐大阪韓国総領事館の趙成烈総領事ら約60人がお祝いにかけつけた。
李理事長は「竣工式に多くの来賓を迎え感謝している。良い環境の校舎で、韓国語、英語の会話を身につけた生徒たちが、社会で活躍してくれることを願っている」と期待を込めた。
また、朴校長は「教室拡充を実現化するための新校舎は、国際学校である外国語を充実するための語学室も備えており、集中的学習の場になる」と思いを寄せた。
趙総領事は「新校舎増築を機に、野球名門校としての立場を固めている京都国際学園が、学力の面でも名門校として飛躍していけるよう願っている」と期待し、金団長も「最高の学習環境と設備を備えた新校舎の完成や甲子園出場といった躍進は、皆さんのチームワークがあってこそ。これからも韓国のアイデンティティを育みながら民団としても協力を惜しまない」と語った。
竣工式に先立ち、内覧した参加者たちは、電子黒板など最新の教育設備に感嘆していた。