掲載日 : [22-02-23] 照会数 : 7949
大統領選挙・在外投票始まる…コロナ対策講じて
[ 投票する姜昌一大使と呂健二団長 ]
[ 韓国中央会館の投票所 ]
[ 投票後記者を前にミニ会見する姜昌一大使 ]
コロナ対策講じて…検温、消毒、マスク着用
韓国の第20代大統領選挙の在外投票が23日に始まった。日本では駐日韓国大使館をはじめ10の公館所在地で午前8時から投票がスタート。投票は28日までの6日間だが、一部の追加投票所は25日から27日までの3日間の期限限定だ。日本には全国19カ所の投票所を設置。
韓国大使館管内の第1投票所である韓国中央会館(韓国総領事館)8階大ホールの投票所には、午前8時から受け付けが開始したが、留学生らを中心に都内の同胞が投票に訪れた。コロナ対策のため、エレベーターの定員を制限していることもあって、会館の外には行列ができた。
新型コロナウイルスの防疫対策として受付の前に、体温検査、手指の消毒液と手袋を備置し、マスク着用の要請などを徹底している。スタッフらも手袋とマスクを着用して対応している。
午前10時には姜昌一駐日韓国大使をはじめ、民団中央本部3機関長らとともに、投票を終えた。
投票後、本国メディアらとミニ会見した姜大使は「コロナ禍の中、日本でも厳しい状況が続くが、一人でも多くの在日同胞が貴重な1票を行使してほしい。特に3世、4世たちの次世代たちの積極参与をお願いしたい」としながら、追加投票所に多くの民団会館が利用されたことに対し「このような非常事態の中でも毎回、協力を惜しまない民団にはとても感謝している。各地方の民団に多くの同胞が投票に訪れてほしい」と述べていた。